ROOMMANIA#203レビュー

ROOMMANIA#203レビュー

ROOMMANIA#203は「人生介入型」アドベンチャーゲームです。

プレイヤーは「神様」となって、主人公の大学生ネジ・タイヘイが住むアパートの一室を覗き、時に茶々を入れて観察します。

ごく平凡な大学生の生活を覗く。

何が楽しいんだ、と思った貴方。

それは半分間違いです。

平凡だからこそ、余計なお世話でおもしろおかしく人生を飾り立ててあげるのです。

介入の結果、命を狙われたり、隣人との心の交流が生まれたり、鏡の中の世界からもう一人のネジが現れたりと複数のシナリオが用意されています。

メインとなるストーリーは四つですが、そこに導かずとも色々なイタズラも可能です。

「神様」なのに、ネジの部屋以外は覗けません。

ですから、彼の留守中は無人となった部屋を散策して遊びましょう。

たとえば、オシャレ雑誌をこっそり移動させてネジの目につく場所に置いておくと、彼はまんまと手に取り読みふけります。

すると何を思ったのか大胆な髪型に散髪してきて、プレイヤーの度肝を抜くという遊び要素もあり、おおいに楽しませてくれます。

他にも、日記を覗き見たり、家具を移動させておく等、些細なイタズラを敢行し彼の反応を観察する事もできます。

いちいち反応してくれるので、イタズラのしがいもあるというものです。

このゲームの評判を上げた要素の一つに音楽もあります。

作中でネジのお気に入りの歌手として登場するセラニポージです。

プレイ中、エンディング、と様々なシーンでセラニポージの楽曲が流され、これが非常に聞き心地のいい歌声と不思議な歌詞で耳に残ります。

実際にCDも発売され、ジャケットも作中に登場するものと全く同じ仕様という凝りようでした。

舞台はワンルームタイプのアパートただ一室。

しかし、その狭い世界で大きなドラマを生む事ができます。

オススメの一本です。

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