メガドライブ専用ソフト『ダイナマイトヘッディー』のレビュー

メガドライブ専用ソフト『ダイナマイトヘッディー』のレビュー

本作は「人形の国」という、いわばおもちゃの世界での話です。

自分の気に入らない人形をどんどん処分していく「ダークデーモン皇帝」に対し、一人の勇気ある欠陥人形が立ち上がります。

それが首の取れかかった人形、ヘッディーなのです。

ヘッディーはこの取れかかった頭を使って、頭突きでどんどん進んでいきます。

しかしこれは、いわば全然伸びないダルシムの腕、しいては悪魔城ドラキュラのムチみたいなもの。

一度頭を飛ばすと、完全に無防備になってしまいます。

まさに一撃必殺を当たり前として、無駄な動きはすぐダメージに変わってしまいます。

そして一番楽しく、かつ辛く感じるのがボス戦。

一応弱点を知らせてくれるとはいえ、ほとんどのボスが『戦法』を用いて殺しにかかってきます。

相手の『戦法』を見破り、隙をついて『弱点』を攻撃できなければ、プレイヤーには死あるのみです。

弱点とは通常「当たれば通常よりダメージが入る、よって狙いにくい」という定義ですが、本作では「唯一ダメージの入る場所、当然狙いにくい」という風になっています。

しかし、何度も死んで覚えて、どんどん先へ進む。

そこには奇想天外な世界や、魅力的なキャラ、それに素敵なBGMが待っている。

昨今の3Dアクションと違い、丁寧に作られた1ステージのギミックが楽しめるのも、2Dアクションならではの醍醐味です。

私がトレジャーのゲームで「一番好きなのは?」と聞かれたら、間違いなく本作を上げるでしょう。

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