セガサターン専用ソフト『レイディアントシルバーガン』のレビュー

セガサターン専用ソフト『レイディアントシルバーガン』のレビュー

2-9

『レイディアントシルバーガン』は、トレジャー制作の業務用縦スクロールシューティング。

ゲームシステムは三つのボタンを組み合わせた7種類の攻撃、そして得点による武器のレベルアップ等を使いこなし、数々の戦場を駆けて行きます。

ボスもステージも考え抜いて作られていて、ゲームの完成度は尋常じゃ無いぐらい高いです。

ですが、本作が今でも名作と呼ばれ、プレミア価格でショーケースの中で飾られ続けているのは、ゲーム自体の出来の良さだけではありません。

それはゲームが持つ「メッセージ性」です。

2-1
本作のストーリーを掻い摘んで話すと、「遺跡から発掘された『石の様な物体』により、地球丸ごと人類は消滅。

宇宙に逃げる事によって難を逃れた1隻の巡洋艦と3機の戦闘機、それと僅かなクルー達によって今、反撃が行われようとしていた」といった所です。

ここで重要なのは、主人公達の「戦う理由」です。

とっくに滅んでしまった人類、しかしそんな状況で主人公達は地球に戻り、強大な敵と立ち向かう事を決心しました。

それはゲームの中で語られる事だけでは分かりきれない、常人では考えられない行為です。

唯、一つだけ分かるのは「生きる為には戦うしかない」という事です。

2-8
それは僅かに残された人類の、悪あがきかもしれません。

敵から見れば、大した事の無いちっぽけな反乱だったかもしれません。

だけど、主人公と共に戦ったプレイヤーなら、きっと何かを感じずにはいられないはずです。

この「意味の無い戦い」に、意味を求められるかもしれません。

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