セガサターン専用ソフト『ガングリフォン2』のレビュー

セガサターン専用ソフト『ガングリフォン2』のレビュー

21世紀初頭に勃発した第三次世界大戦で、憲法第九条を改正して創立された日本外人部隊が駆る3次元移動可能な人型陸戦兵器「HI-MACS」のパイロットとして、中東、北極圏、モンゴル、中国を転戦して撤退していくという渋~いゲーム。

プレーヤーがどんなに華麗に敵を撃ち倒しても、その他の戦場での劣勢は拭いがたく、次々に撤退していくその負け戦っぷりが渋すぎて、一般ユーザーに受けが悪かったのは残念。

特にガングリフォン2では撤退・護衛任務が多く、ロボットアニメ的な活躍とは無縁なので、派手好きな人には受け入れられにくいでしょう。

一応、ステージ前に声優によるミニドラマを入れるといった工夫もあるのですが、逆に硬派なファンにはそこが嫌われているのは、ニッチすぎるゲームの悲しさか。

操作はかなり合理的なのだが、サターンのパッド全てのボタンを使うこともあり、取っ付きにくいと感じる人が多そう。

また、「重さ」等がストレスに感じるかもしれませんが、慣れてくると偏差射撃や、HI-MACSの利点である「上空からの射撃」による戦闘が楽しめるようになります。

特に敵HI-MACSとの一騎打ちでは空戦さながらのドッグファイトとなり、実はこのゲームが単なるロボットシューティングというよりは、ヘリ的な機体によるフライトシミュレータであることがわかります。

難易度はかなり高いものの、基本的にランダム性をある程度交えつつもパターンゲームなので、やり込んでいけば必ず勝機は見出せるはずです。

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